胃X線造影検査 専門技師になるための基礎学習


ー原点を見極めてー改訂第2版

胃X線造影検査 専門技師になるための基礎学習ー原点を見極めてー改訂第2版
著 者
編集:海老根精二(日本消化器画像診断情報研究会顧問)
  
   
   西川孝尚(豊会四日市健診クリニック総合健診部)
発行年
2004年2月
分 類
臨床放射線技術
仕 様
B5判 196頁 図47 表23 写真25
定 価
在庫なし
ISBN
4-8159-1685-3
特 色
平成14年の初版発行以来,放射線技師のための胃X線造影技術養成のスタンダードテキストとして定着してきた本書を,内容も大幅にボリュームアップして,全面的にリニューアルした.
今回の改訂版は,チーム医療としての胃X線検査の一翼を担う放射線技師が,がんをはじめとする胃病変の形態を学習するとともに,病変の背後にある病態生理と解剖を理解し診断の奥行きを広げるための格好の書となっている.
巻末の249問からなる「上部消化管検査のための常識問題集」は,本書によって得た知識や実力をさらに確かなものにするのに役立つ.

■ 主要目次

CHAPTER ・ 胃部X線造影検査の学習
1 消化管X線検査を始める前に
2 消化管X線検査を行うにあたって
3 二重造影法の基本
4 胃のルーチンX線検査法
5 胃のよいX線写真を撮るために


CHAPTER ・ 撮影の実際
1 四大撮影法の基本
2 ストマップの作成
3 胃集検間接撮影法
4 撮影手技とチェックポイント


CHAPTER ・ 専門技師に必要な基礎解剖と病理組織の知識
1 胃の構造と正常組織
2 専門技師としての知識
3 専門技師に必要な胃癌取扱い規約


CHAPTER ・ 硫酸バリウム造影剤
1 硫酸バリウム造影剤の定義および条件
2 硫酸バリウム造影剤・発泡剤の一般的概要
3 硫酸バリウム造影剤の現状


CHAPTER ・ 反復学習-胃X線解剖 体位によるバリウム移動画像情報-
1 正常、異常を見分ける眼を養うには
2 体位によるバリウム移動(溜まり)
3 検査の心得
4 画像情報について
5 胃X線検査法


CHAPTER ・ X線撮影装置についてー選定の要点-
1 X線撮影装置について


CHAPTER ・ その他の検査法と最近の話題
1 胃の周辺臓器
2 上部消化管の超音波検査
3 内視鏡の進歩とその手術適応について
4 血清ペプシノーゲンの基礎と臨床
5 Helicobacter pyloriと胃・十二指腸疾患
6 胃集団検診について


CHAPTER ・ 専門技師に必要な一般常識
1 胃集団検診に必要な用語
2 がん検診に必要な一般常識
3 被曝について
4 がん検診の有効性などに関する評価
5 知識の予習
6 画像評価法
7 消化管造影技術の法律問題
8 白壁彦夫博士、市川平三郎博士研究略歴
9 文献からみた二重造影法の歴史-継承していくためにもー
10 消化管X線検査の変遷


CHAPTER ・ 基本撮影法の要点・チェックポイントーマンガ図示による解説-
1 基本撮影法の要点
2 撮影体位画像とStomap描写域図
3 再度、胃X線撮影の基本について


CHAPTER ・ 上部消化管検査のための常識問題集

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