よくわかる
分娩とその管理
 近年の医療機器の開発による胎児情報の増加は,周産期医学の目覚ましい進歩をもたらす一方で,この領域に携わる人々にはより多くの知識の習得が要求されるようになり,そのうえ帝王切開率の増加などが反映して,分娩それ自体についての知識が乏しくなる傾向が年々著しくなってきている.  
  臨床医として国立病院の付属助産婦学校で指導してきた経験から,このように痛感してきた著者が,長年蓄積してきた講義内容をもとに,理解を助ける挿図や必須のデータなどを多く取り入れて,初学者にも出来るだけ分かりやすくまとめたのが本書である.緊急処置を必要とする合併疾患などへ十分対応できるよう記述されており,産科学を学ぶ医師・医学生諸氏,さらに助産師を目指す方々のための恰好のテキストとしておすすめする.
著者:清水 保(元 国立京都病院産婦人科 部長)
B5判 126頁 図118 表17 

定価 2,940円(本体 2,800円+税)

ISBN4-8159-1706-X
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